日本古来からの伝統的な建て方で「在来工法」とも呼ばれます。柱や、床梁(はり)、小屋梁・桁材などに比較的太い木材を使用し、筋交いも入れて住宅を支え、これに壁を付けるつくり方です。レイアウトの自由度が高く、狭い敷地や制約がある敷地といったさまざまな条件にも対応できるため敷地をフル活用できます。地震に弱いとされてきましたが、最近は各種の補強工法等の普及により、強度や耐震性もカバーされています。本格和風家屋を造るには最適です。
主要部材 (※構造計算等により 変更される場合が あります。) |
通し柱 | 集成材 120mm×120mm |
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管柱 | 桧の集成材(和室) 105mm×105mm | |
集成材 105mm×105mm | ||
土台・大引 | 防虫・防腐処理済 105mm×105mm | |
外壁下地 | アスファルトフェルト または 防水シート | |
基礎 | 鉄筋コンクリートベタ基礎 | |
床下換気 | 基礎パッキン工法 | |
床束 | 鋼製束 | |
断熱材 | 床下 | サニーライト 30mm |
外壁 | グラスウール 75mm | |
小屋裏 | グラスウール 75mm |
アメリカでは200年以上の歴史を持つ工法で、枠組壁工法とも呼ばれます。部材のサイズが規格化されているのでばらつきが少なくコストカットできます。気密性・断熱性が高く、換気性能もよくなっているため人気も高まっています。木の住宅でありながら火災に対する強さも立証済みで、 面で支える構造は地震に対しても強さを発揮します。釘を使用するため、釘の種類や本数などが強度の面で重要ポイントになります。
主要部材 (※構造計算等により 変更される場合が あります。) |
土台 | 寸法:404 |
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1階根太 | 寸法:404 またはネダレス工法 | |
1階スタッド | 寸法:204 L=2336 | |
2階根太 | 寸法:210 | |
2階スタッド | 寸法:204 L=2336 | |
3階根太 | 寸法:210 | |
3階スタッド | 寸法:404 L=2336 | |
垂木 | 寸法:206@455 204@455 | |
梁 まぐさ | 構造図による | |
床 | 構造用合板 15mm 28mm | |
外壁 | 構造用合板 9mm | |
内装 | 下地耐火ボード 木造造作 | |
天井 | 下地耐火ボード | |
小屋組 | 木造小屋組 | |
基礎 | 鉄筋コンクリートベタ基礎 | |
床下換気 | 基礎パッキン工法 | |
床束 | 鋼製束 | |
断熱材 | 床下 | サニーライト 30mm |
外壁 | グラスウール 75mm | |
小屋裏 | グラスウール 75mm |